La vida tranquila

50代女性。放送大学3年目。勉強のこと。趣味ごと。たまに雑記。

一人ではなく、二人で行動するということ

人生を振り返れば、一人で行動することが多かったように思います。

 

ここ10年ぐらいで考えると、スペインへ3回行ったのも、転職したのも、放送大学に入学したのも・・・

 

人生においてかなり大きな決断がいることを、一人で決めて行動してきました。

 

もっと身近で言えば、旅行や日帰旅なんかはいちいち報告なんてしないので、休日にどんな行動をしているかなんて家族が知るはずもありません。

 

一人で行くということは、気軽で良いと言ってしまえばそれまでですけど、何かあったら全ては自己責任。

 

今まで事故も病気も何のアクシデントもなく行動できたのは奇跡に近く、そんな危険と背中合わせだったとしても、一人の気ままさが勝っていたんでしょう・・・

 

今でもこの気まままさを手放すつもりはないのですが、色々な要因が重なって、パートナーと同じ趣味を持つことになりました。

 

一人行動が好きなのに、気づいたら二人行動をする事態に(笑)

 

元々は社内のツーリングクラブで知り合ったので同じ趣味を持っていたのですが、子育てや体調などの変化でバイクを乗り続けることが出来なくなり、いつしか同じ趣味を持つことなく30年余りが過ぎ・・・

 

しかしここに来て、まさかの山歩きで復活です。

 

二人で行くということは、お互いのスケジュールを調整しないといけないのは当たり前で、それが初めのうちは本当に難しくイライラの原因でした。

 

パートナーは土日休みで、私は小売業でほぼ平日2日休みのため、休日が全く合わない!

 

そして、お天気に左右される!

 

晴れ女のはずなのに、予定を立てるとことごとく雨が降り、なぜ雨女になってしまったのかを恨めしく思ったりもしました。

 

山歩きのグッズなどを揃えるだけで、予定していたスケジュールが毎回潰れ、本当にこの先行けるのか?という不安と、自然を相手に苛立っても仕方ないという諦めと、色んな思いが渦巻いてかなりのフラストレーションをためること2か月・・・

 

結局パートナーに平日を休んでもらい、先日やっとハイキングに出かけることが出来ました。

 

計画立てるだけでこんなに揉めて、一時はどうなることかと思いましたが、二人で行く安心感というもを久しぶりに味わうことが出来ました。

 

一人の気楽さを十分に知っているはずなのに…

 

誰かがいることで鬱陶しさもあるはずなのに…

 

二人での行動を受け入れられるようなったということは、少しは自分も成長したのかもしれません。

 

本当に嫌なら、二度と行きたいと思わないでしょうし(笑)

 

行きたいと思ったらすぐに行動したいタイプで、これからも一人で行動することもあるでしょうし、山歩きに慣れてきたら一人で登山することもこの先あると思います。

 

そんな中でも、二人で行動する時間が少しでも入り混じれば、この先の人生が今までとはちょっと違って見えるような気がします。

 

山歩き自体は少し物足りない距離でしたが、頂上から見た景色は本当に素晴らしく、また色んなことを思い考える初ハイキングの日でした。